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脚本 第20話「ないしょ話」
このコーナーではスチュワーデス物語の名場面を脚本形式で再現します。

何も言えない真理子

42
村沢浩のマンション
サンフランチェスコ大聖堂の写真を手にする新藤真理子
新藤真理子
「(OFF)アッシジの教会」
新藤真理子
「サンフランチェスコ聖堂よ」
と写真を村沢に見せる
煙草を手に一瞬見て目をそらす村沢
新藤真理子
「あたし、イタリアへ行くと必ず何日間かこの街で過ごしたわ。最高に美しい街。あたしね、この教会であなたと結婚式を挙げるつもり。文句ないわね、浩」
煙草の火を消してサントリーローヤルをロックで飲む村沢
新藤真理子
「ばかばかしくって私の話なんか聞いてられないってわけ?そんなに松本千秋のために祝杯を上げたいの?」
村沢教官
「どう言う意味だ!」
新藤真理子
「だってあの色の黒いドジな娘、まんまと最終試験に落ちてこのまま訓練センターに居残ることになったんでしょ?おめでたい話じゃない」
村沢教官
「どうしてめでたいんだ!」
新藤真理子
「あの娘はあなたに甘え続けるし、あなたもあの娘を可愛がり続ける。二人にとってこんなおめでたいことないじゃないの。万々歳ね」
立ち上がり真理子を平手打ちする村沢
ベッドに倒れ込む真理子
真理子を睨み付け背を向け椅子に座る村沢
両手の義手の手袋を口で外す真理子
振り返る村沢
新藤真理子
「この両手はあなたにもぎ取られて義手になってしまったのよ!!防ぐ手もないあたしを殴るなんて、あなた最低な男よ!」
村沢教官
「ああ。俺は最低な男だ。最低の教官だよ。総合最終試験で松本を落第させちまったんだからな。全くなっちゃいないね。俺なんかとても教官とは言えない」
と泣きそうになる
ウィスキーを一気に飲み干す村沢
その様子をみて何も言えない真理子

協力:風間千秋さん
(2005/12/28改)
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