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| このコーナーではスチュワーデス物語の名場面を脚本形式で再現します. |
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千秋に酒を飲ますさやかと友子
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19
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くれない寮・夜 |
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くれない寮の玄関が映る |
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20
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同・食堂 |
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ごはんのおかわりを持ってくる中島友子 |
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中島友子
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「おかわりお待ちどうさまぁ」 |
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木下さやか
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「遅ーい」 |
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中島友子
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「兼子は御希望通り大盛りね」 |
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池田兼子
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「おおきに」 |
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中島友子
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「はい、さやかさん」 |
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とごはんを差し出す |
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木下さやか
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「はい、どうもありがと」 |
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味噌汁に口をつけるがやめてしまう千秋 |
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中島友子
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「千秋、全く食べてないじゃない。まだ酔ってるの?」 |
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松本千秋
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「ええ。ちょっと気分が悪くて」 |
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木下さやか
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「おっどろいたぁ。一日中酔いっぱなしじゃない」 |
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中島友子
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「かわいそう。早く治るといいけど」 |
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池田兼子
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「何で千秋が酔っぱらうか教えたろか。これはなぁ、一種の拒絶反応や」 |
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鈴野はなえ
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「ん?拒絶反応?どうしてよ?」 |
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池田兼子
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「わからんか?ドジでドンな千秋は訓練や最終試験が恐い。どうせ受けて失敗するんやったら、受けへん方がまし。嫌や、嫌やおもてるうちに気分が悪なってふらふらっとなって酔っぱらってまうねやないの」 |
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鈴野はなえ
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「なるほどね」 |
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松本千秋
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「あの、私、部屋に帰ってベッドの中で勉強してきます」 |
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お膳を下げて席を離れる千秋 |
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木下さやか
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「ねぇえ。試験や授業が恐くなって酔うんだったら、お酒でも飲んだらリラックスして治るんじゃないかな?」 |
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池田兼子
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「あかん、あかん。千秋、今、飲まへんやんか」 |
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木下さやか
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「大丈夫。ウィスキーをオレンジジュースに入れてうまく飲ませるから!」 |
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中島友子
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「あはは!おもしろそう!」 |
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21
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同・千秋の部屋 |
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ベッドの中で勉強する千秋 |
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松本千秋
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「Don't you have steak? うっ」 |
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とページをめくる |
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松本千秋
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「Good evening, sir.うっ」 |
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ドアを開けてさやかと友子が部屋に入ってくる |
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木下さやか
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「(OFF)Hi! Lady! 」 |
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ワゴンにオレジンジジュースを乗せて入ってくる |
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木下さやか
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「Would you like orange juice, Chiaki?」 |
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木下さやか
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「ふっふーん。これはただのオレンジジュースではございません。いろいろなものをまぜて・・・」 |
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まぜる動作をするさやかと友子 |
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木下さやか
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「苦心して作った薬、なのです」 |
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中島友子
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「酔いを治すのにとっても効くんですって。千秋もすぐ飲んでみたら?」 |
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紙コップにジュースを注ぐ友子 |
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木下さやか
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「青い顔をしてベッドにひっくり返ってるなんて千秋らしくないよ。さ、飲んだ、飲んだ。ふふーん」 |
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中島友子
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「どうぞ」 |
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木下さやか
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「Thank you for waiting」 |
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と紙コップを千秋に渡す |
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木下さやか
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「ん?」 |
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ジュースを飲む千秋 |
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松本千秋
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「あーっ、にがーい。でもおいしい」 |
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とむせる |
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木下さやか
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「あぁ」 |
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友子と手を握りあい、うなずく
ごくごくと飲み干す千秋 |
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松本千秋
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「もう一杯」 |
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木下さやか
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「うー、わー。すごい飲みっぷり。この薬、きっと千秋にあうんだね。さぁ」 |
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中島友子
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「は−い」 |
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木下さやか
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「飲んで、飲んで。はい、どうぞ。うーん。ふっふーん」 |
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さらに勢いよく飲み干す千秋 |
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松本千秋
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「なんだか体がカーっとしていい気持ち」 |
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木下さやか
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「う、うん」 |
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千秋の飲みっぷりに友子と顔を見合わせ心配するさやか |
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協力:H.Y.さん、風間千秋さん
(2005/12/28改)
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