小学校,中学校については学区域が決まっているので容易に判明したのですが,幼稚園,高校,大学については格段に選択の余地があります.今回の取材では幼稚園,高校,大学も含めて可能性のある場所を取材しました.
しかし,昭和58年のある雑誌の記事により彼女の出身大学の設定が判明しました.その雑誌の記事によると,石田信子は一橋大学の出身という設定になっています.以下記事の引用です.
-------------------------以下引用-------------------------
え〜、478期訓練生、最年長の高樹澪です。昭和35年12月31日生まれの23才です、アハハ。小さい頃、飛行機に乗った時、スチュワーデスさんにすごくやさしくされたのが印象に残ってて、憧れましたね〜。(小5でパン屋さんに進路変更)だからいま、こうして制服を着られるのがうれしくって、うれしくって※ ただ役柄が一ツ橋大学卒業の超エリート・超優等生、英語なんかおちゃのこポイポイって役なんで、英語のセリフの時は泣けてきます。あたし英語、まるでダメなんですよね〜(ムゴイ話や・・・)だからかな〜NGいちばん多いんですよね。アハハ。
※は「ハートマーク」
-------------------------以上引用-------------------------
ドラマにおける事実と比較しますと…
※1第7話-信子の父:「北海道の小樽にいたときは地味でおとなしい子だったのに、東京へ出てきてスチュワーデスの試験に受かったとたんに…」
信子はおそらく高校入学か大学入学と同時に上京したことになります.(余談ですが,日帰りで行った小樽市内および,札幌市内約30箇所の教育機関のへの取材のうち,あちこちに点在する英文科あるいは英語学科のある短大・4大の訪問は無駄足になってしまいました.)
厳格な信子の父親のことですからおそらく大学から上京ということで,高校は北海道の進学校といったところでしょうか?!)
※2第7話-石田信子:「私はもう21歳、立派な大人です。何でも自由にできるはずです」
見事に矛盾します.短大卒業ですと21歳ですが,一橋大学卒業となると23歳です.
※3第1話-石田信子:「大学時代、英文科でした」
2004年10月現在,一橋大学に英文科は存在しません.過去については調査中です.