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脚本 第6話「先生が離れて行く」
このコーナーではスチュワーデス物語の名場面を脚本形式で再現します。

教官と一緒でないと何も出来ないダメな人間なんです

13
パリ・セーヌ川
エッフェル塔が映る
字幕・パリ
ホテル日航パリが映る
14
ホテル日航・村沢教官の部屋
制服を脱いでいる村沢
電話のベールが鳴る
電話と取る村沢
村沢教官
「Hello」
オペレイター
「C'est un appel de Tokyo. Parlez, s'il vous plaît.」
村沢教官
「もしもし、村沢ですが」
15
羽田・日本航空乗員訓練センター・訓練課長室
柿野訓練課長
「おう、柿野だ。お前、松本に会ったか?」
16
ホテル日航・村沢教官の部屋
村沢教官
「ええ、会いましたよ!このホテルへ連れてきました」
17
羽田・日本航空乗員訓練センター・訓練課長室
柿野訓練課長
「ホテルへ連れてきた?お前、よくぬけぬけと。分かった。お前はもてる男だよ。火山女史の言うとおりモテモテ男だ。だから私生活で他の女と何をしようと俺は何も言わん。目をつぶてってやる」
18
ホテル日航・村沢教官の部屋
村沢教官
「何を言いたいんです?」
19
羽田・日本航空乗員訓練センター・訓練課長室
柿野訓練課長
「しかし、松本はいかん。松本千秋はいかん。お前はスチュワーデスを訓練する教官だ。松本は訓練生じゃないか。もし二人でパリのホテルに泊まって深い関係にでもなってみろ」
20
ホテル日航・村沢教官の部屋
村沢教官
「馬鹿馬鹿しい。とんでもないとり越し苦労ですよ!」
21
羽田・日本航空乗員訓練センター・訓練課長室
柿野訓練課長
「だまってよく聞け!いいか、スチュワーデスの訓練生はな、19から22、3の娘盛りだ」
訓練課長室の扉を少し開け中をのぞく木下さやか、中島友子、石田信子
柿野訓練課長
「(OFF)恋愛と結婚を夢見て追っかけている連中だ。教官としてはだな…」
柿野訓練課長
「…訓練に訓練。訓練でしごいて男を忘れさせなきゃいかんのだ」
22
ホテル日航・村沢教官の部屋
私服に着替え終わった村沢
村沢教官
「そうやっていますよ。日頃から」
23
羽田・日本航空乗員訓練センター・訓練課長室
柿野訓練課長
「つべこべ言うな!いいか、松本千秋をすぐにパリから東京に送り返せ!村沢、約束できるな?」
24
ホテル日航・村沢教官の部屋
村沢教官
「課長は俺にとっては兄貴みたいなもんだ。反抗はできねぇな。わかりました。約束しますよ」
25
パリ・セーヌ川沿い
手すりに寄りかかる松本千秋
川面を見ている千秋
村沢教官
「(OFF)松本」
後ろを振り返る千秋
村沢浩
「お前パリ行きの切符どうやって手に入れたんだ?」
松本千秋
「あのぉ、さやかさんたちが私に同情して、旅費をカッパしてくれたんです」
村沢浩
「お前は勉強中の訓練生だぞ!」
松本千秋
「はい、よく、わかっています」
村沢浩
「俺には婚約した女がいるんだ」
松本千秋
「はい。それも知っています」
村沢浩
「それでも会いに来たのか?」
松本千秋
「はい」
と村沢の方を向く
松本千秋
「教官がいなくなってから私、どうしていいかわからなくて。勉強は全然手につかないし、これじゃぁ、とてもスチュワーデスになれない。どうしても教官に会って、なんとか立ち直ろうと思って。私、教官と一緒でないと何も出来ないダメな人間なんです。どうしたらいいですか?」
村沢浩
「お前は甘ったれだ。情けない奴だよ」
手すりに置いた村沢の腕に抱きつく千秋
松本千秋
「でも仕方ないんです。好きなんです。大好きなんです。教官が」
一瞬、千秋の肩を抱こうとするが、思いとどまる村沢
村沢浩
「松本、折角パリに来たんだ。俺があっちこっち案内してやる。見物しながら教えてやるよ。お前がどうしたら一人で生きていけるか。これがお前の部屋の鍵だ。荷物置いて来い」
ポケットからホテルの鍵を出し千秋に渡す村沢
松本千秋
「はい」
と荷物を持って立ち去る千秋
新藤真理子
「(OFF)浩」
26
同・ミラボー橋
橋から様子を見ていた新藤真理子
橋の上の真理子のアップが映る
27
同・セーヌ川
川を進む船
28
同・ミラボー橋・橋の上
寄り添う真理子と村沢
新藤真理子
「あなた、このシャンソンが好きだったわね!”ミラボー橋の下をセーヌ川が流れ、我らの恋が流れる。私は思い出す。悩みの後に楽しみが来ると”」
村沢教官
「”日が去り、月が行き、過ぎた時も、昔の恋も再びかえらない。”俺たちも変わったね」
新藤真理子
「浩。どうしても行きたい所があるの。エックス・アン・プロヴァンスの街よ。覚えてる?」
村沢教官
「エックス・アン・ヴァロバンスの街?パリから遠すぎるよ」
新藤真理子
「あたし、あの街であなたと二人だけで話がしたいの。嫌だと言えば、あの千秋って子と3人、ここで話し合ってもいいのよ。みんな打ち明けてあの子をずたずたにしてやるから」

(2005/12/28改)
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